2024/07/06 (土)
葬儀の参列人数・葬儀を行う地域・葬儀内容・式場の大きさによっても
大きく異なりますが、家族葬の費用の相場は概ね40~150万円程度です。
家族葬の費用の内訳は?
・葬儀一式費用(基本料金)
・飲食接待費用(飲食費・返礼品)
・寺院費用(お布施)
家族葬に限らず、葬儀費用の内訳は大きく3つにわけられます。また、遺体を維持するためのドライアイス代や移動費、火葬料金などは状況によって変わります。想定よりお金のかかるケースも珍しくないため、余裕をもって予算を立てておきましょう。
〇葬儀一式費用(通夜・葬儀・告別式)
斎場の使用料金やセレモニースタッフの人件費、祭壇や棺、遺影などにかかる費用、寝台車や霊柩車にかかる費用など、通夜と葬儀・告別式を執り行うのに必要な代金です。「葬儀一式費用」「葬儀本体費用」などど呼ばれます。
葬儀一式費用は、人数や条件による変動が少なく、見積もりとほぼ同じ金額を請求されます。ただ、火葬にかかる料金はプランに含まれていない場合があるので、見積書を確認しましょう。
〇飲食接待費用(飲食費・返礼品)
通夜ぶるまいや精進落としなど、お通夜から葬儀・告別式までの飲食費と、香典返しや当日返しにかかる返礼品代を合わせた金額です。葬儀当日の参列人数によって費用は変動します。家族葬は会葬者が少なく、会食をしないお葬式も多いため、比較的おさえやすい費用でしょう。
〇寺院費用(お布施)
通夜・葬儀・告別式の読経や戒名授与のお礼として宗教者にお布施を渡します。寺院やお坊さんによっては、御車料や御前料がかかることも。お布施は喪主から直接宗教者に渡すため、葬儀社の見積もりには含まれていないので注意してください。
御布施の金額は一概にいくらとは言えません。お寺様によって違いがありますので心配であれば菩提寺に直接聞いてみましょう。また、お布施や戒名は仏式の葬儀における儀式のため、無宗教葬であればお布施は必要ありません。
家族葬の場合、一般葬よりは小規模で参列人数が限られる場合が多いため、大きな式場を必要とする一般葬と比べて斎場費用(会場使用料)や飲食・返礼品費用などが抑えられ、葬儀費用が安い傾向にあります。
一般葬と比べると費用を抑えやすい家族葬。ですが工夫次第では、葬儀にかかる費用をさらに削減できます。ここでは、家族葬の費用を安くする方法をご紹介します。
1)複数の葬儀社の見積もりを比較する
故人が亡くなってから葬儀・告別式を行うまでの平均日数は3~5日ほど。ほとんどの方が、故人の臨終後、すぐに葬儀社にお葬式の依頼をしています。短時間で葬儀社を決めると、プランや相場を理解しないまま適当に決めてしまいがち。高額なプランを選んだり、不要なオプションを追加することにより、費用が高くなりやすいのです。
家族葬の費用を安くおさえたいなら、複数の葬儀社の見積もりをとって比較するのがベターです。葬儀費用の相場感が分かるのはもちろん、プランの内容を比べることで必要なサービスが見えてきます。
2)葬儀の生前相談をする
葬儀の生前相談をしておくのも、家族葬の費用を安くする一つの方法。事前に葬儀の内容を検討することで不要な予算をおさえられますし、割引や特典などが用意されている葬儀社もあります。また葬儀の生前相談をしておくと、故人の希望に沿ったお葬式ができるのもメリットです。
葬儀の形式やスタイル、演出などを事前に決められるため、本人にとっても家族にとっても安心感があります。お葬式を終えた後に、「事前に打ち合わせしておけば、もっといいお別れができたかもしれない・・・」と後悔する方は少なくありません。
最近では狭山市でも元気なうちに葬儀の生前予約をする方も増えてきています。話しにくい内容ではありますが、大切な家族だからこそ、提案してみてもいいかもしれません。
家族葬のミツギでは、終活の相談を承っています。プロのスタッフが会館もしくはご自宅にご訪問し無料で相談を承っていますのでお気軽にご連絡ください。